【ドラフト】日本3大秘境の椎葉村出身の富島・岡村了樹がロッテ6位に 西武にも3大秘境出身者

【イラスト】ロッテのドラフト指名選手一覧

<プロ野球ドラフト会議>◇23日◇

富島(宮崎)の岡村了樹捕手(3年)がロッテからドラフト6位で指名された。

岡村は宮崎県東臼杵郡椎葉村(しいばそん)の出身。プロフィルによると同村の松尾小から椎葉中を経て、海沿いの日向市の富島高に進学している。

九州山地のまっただ中にある椎葉村は人口約2300人。高千穂エリアから約50キロ南に位置し、そのアクセスの難しさなどから「日本3大秘境」の1つとされている。

特に岡村の出身小学校がある松尾地区は急斜面の棚田も多く「日本のマチュピチュ」とも呼ばれる。富島高のある日向市方面への「奥日向路」には、車ですれ違い至難の箇所がいくつかある。

日本3大秘境の残り2つは徳島県の祖谷渓(いやけい)と、岐阜県の白川郷とされている。

西武の育成2年目、谷口朝陽内野手(21)は広陵(広島)出身ながら、中学卒業までは植物を編んだ「かずら橋」で有名な祖谷渓エリアで育っている。

SNSや動画文化が発達し、どこにいてもスマートフォンから野球技術を学べる時代になった。

子どもの数が減り、野球人口も減る。そんな現代で、過疎が進むエリアから次々とプロ野球選手が生まれているのは、1つの興味深い傾向だ。

なお白川郷がある岐阜県白川村の出身者に現役プロ野球選手はいないとみられるが、中日根尾昂投手(25)の父浩さんは白川郷の出身だ。【金子真仁】

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