<日本ハム8-2西武>◇11日◇エスコンフィールド
2位西武は高橋光成投手(29)が5回途中7失点と打ち込まれ、再び日本ハムにゲーム差なしに迫られた。試合前までパ防御率1位だったものの、交流戦明けは4試合で防御率7・36と苦しい。西口文也監督(53)は「制球の部分じゃないですか」とし「休ませるような投手じゃない」と次回の奮起を期待した。
高橋光が次々と強い打球を打たれた一方で、火消しに登場した2番手の上田大河投手(24)が回またぎで打者5人を全て凡打にしたのも、また事実。西口監督は「そりゃもう必死でしょう」としつつ「一人ひとりしっかり淡々と勝負に行けたところじゃないですか」と上田の投球に言及した。
8回裏に2奪三振の中村祐太投手(30)も含め、相手の勢いを消す投球がカード勝ち越しに望みをつなげた。上田は「対戦も少ないので、直球を狙ってくるだろうなと。そこで球筋が近いカットボールやフォークでタイミングを外せたかなと思います」とし「ロング(リリーフ)でも行ける自信というか、いいアピールになったと思います」と好投を振り返った。投手陣の目標は「たとえビハインドでも1点でも失点を減らすこと」にある。大敗の中で輝いた。【金子真仁】