<楽天3-2西武オリックス>◇18日◇楽天モバイル最強パーク
楽天荘司康誠投手(25)が長い長いトンネルから抜けた。西武戦に先発し7回6安打2失点8奪三振で、1年目に並ぶ自己最多タイの5勝目。5月5日の日本ハム戦以来9試合ぶりの勝利に「本当に長くて、悔しくて、いろんなことをやった2カ月だったんですけど、やっと勝てて良かったです」とホッとした表情で話した。
渾身(こんしん)の力を振り絞った。6回終了時点で球数は100球に達していたが、7回のマウンドに上がった。先頭カナリオをカットボール、蛭間をフォークで連続三振。続く西川は辰己の好守にも助けられながら中飛に抑え、3者凡退とした。
「ラストチャンスぐらいの気持ちで臨んでたんで、本当にもう気持ちで負けることだけはないように。それが出ました」
2回にマッカスカーのソロ本塁打で先制。しかし、3回に同点に追いつかれた。5回に太田の勝ち越しソロが飛び出したが、6回に再び同点とされた。それでも、7回にルーキー繁永が通算12打席目でプロ初安打となる決勝打を放ち、荘司に勝利投手の権利をもたらした。
荘司はお立ち台に繁永とともに上がった。「本当に僕も(プロ初安打は)うれしいですし、シゲも12打席、苦しい思いをして、何とか食らいついてきたと思うので、本当にありがとう」と感謝の言葉を口にした。ファンに向けては「僕もこの試合をきっかけに、また皆さんに勝ちを届けられるように頑張っていきます」と力強く誓った。