4年連続で1位指名を公表してきた広島が、今年はドラフト前日も公表しなかった。田村スカウト部長は「まだはっきりこの選手というのは決まっていない。もう一度明日集まって、決定しようという形になります」とした。ここまで1位指名を公表した球団はなく、他球団の動きを見ながらドラフト当日に最終決断を下すこととなった。
3年連続Bクラスに終わった広島の補強ポイントは、投手や捕手、二遊間と多い。会議に参加した新井監督は「球団にも、スカウトのみなさんにもお伝えしているので、そこをくんでいただいています」と現場の意向も考慮されたという。
会議では単独指名に成功したケースや1位指名選手を外したケースから、2位指名以降のシミュレーションを何度も重ねた。田村スカウト部長は「パターンが4通りぐらいあって、優先順位が変わってくる。今からの情報も仕入れて話し合いをしていこうかなと」と話した。
いずれにしても、新井監督にとっては、3年連続で抽選となる可能性もある。「くじは得意なので、なんでも来いという形です」と自信をのぞかせた。