【ボクシング】会見で涙の比嘉大吾「続けたいですね。続ける分は」増田陸に敗れ王座逃す/一問一答

WBA世界バンタム級王座決定戦 試合に敗れた比嘉大吾は会見で涙を流す(撮影・滝沢徹郎)

<プロボクシング:WBA世界バンタム級王座決定12回戦>◇20日◇東京・両国国技館◇観衆7500人

WBA世界バンタム級1位増田陸(28=帝拳)が初挑戦で世界王座獲得に成功した。同級2位比嘉大吾(30=志成)との同級王座決定戦で117-111、117-111、113-115の2-1の判定勝利。26年3月に元5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)を下して、手にした世界挑戦権をつかみ、プロ12戦目でついに世界王座を手中にした。

敗れた比嘉の会見中の主な一問一答は次の通り。

-率直に振り返ってみて

今の気持ちはそんな甘くないんだなと思い。

-フルラウンドを戦って

前回の3試合より自分で復帰を決めた以上は真剣に取り組んできたつもりだった。真剣にやって負けたら悔しい部分はあったんすけど、同じドローになるぐらいだったら別にそっちの方がよかったかなと思っています。

-試合のプラン、(増田と)戦ってみて

自分はいろいろスパーとかでもジャブとかは練習してたんですけど、試合になったらもう1ラウンド距離を見ながら左ストレートを受けにいってでも当てようと思っていました。

-判定聞く前どんな気持ち。

やっぱりビッグパンチもあまりもらうことなく進めてきたんで、安心っていうのはなかったっすけど、判定までわからないなっていうのはありましたね。自分の中では。

-出し切った感は

試合前からずっと攻める。中途半端な距離よりかはもう攻めるっていうのはずっとイメージしてたんで、それは実行できたかなとは思うし、気持ちの面でも切れなかったんで、「効いたら効いたでいいや」と思いながらずっと攻めてたんで、そこは結果はついてこなかったんすけど良かったなとは思います。

-左のクリーンヒットもあってからの左ストレートは

耐えられるストレートではあったんですけど、やっぱりノーモーションで危険。直接もらったら危険だなっていうのはわかってたんで。だけどもらいながら入らないと自分のパンチも身長差もあるし、当たらないと思ったんで。倒される覚悟で前には出て、自分のパンチを当てて倒せなかったのがちょっとあれかなっていうのがありますけどね。

-会場の歓声は

やっぱうれしかったっすよね。

-次に向けた思いは

入場してきた時からやっぱ泣けましたね。あんないっぱい応援団もいて。前回、1年前に負けて4月まで何もない生活してきたのもわかってるんで。ただ酒飲んで遊んでずっとやってたら飽きるんで、やっぱボクシングはちょっと休んでから続けると思います。やっぱり真剣にやって負けたら、悔しいのもあるし、この会場に戻ってこれたことで、入場の時もちょっとなんかうれしかったし、ファンもこうやって4月から復帰するって言って、(トレーナーの)野木さんとも話し合って。それでもね。8カ月も離れているのに、こうやってやってくれてるんで。今回はみんなの支えがあって、この4カ月で仕上げられてたと思うんで、それが結果出なかったんで、そこは残念かな。

-過去3戦比べて納得いっていない感じが

納得いってる、いってないっていうのはあれなんすけど、結果が全てなんで。前回の3戦はもう負けたら辞めるつもりでホッとしたし、バルガスの時はもうできなくなるんだなっていう涙でホッとしたっていうか。

でも今回は納得いかないっていうわけではないですけど、ただの悔しさ、1番復帰して自分で考えてもう1回チャンピオンになろうと思ってすぐチャンスが来て、これにかけてた分もあったんで、そっちの悔しさっすね。全然納得行ってますよ。倒せなかったんでね。

-比嘉大吾の物語の続きがあると期待していい

続けたいっすね、続ける分には。

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