<プロボクシング:日本スーパーフライ級タイトルマッチ10回戦>◇17日◇エディオンアリーナ大阪第2競技場
王者石田匠(24=井岡)が、10回2-0の判定で、同級1位船井龍一(30=ワタナベ)を下し、5度目の防衛に成功した。石田の戦績は22戦22勝(11KO)となった。
“プリンス”と呼ばれる石田の顔は傷だらけだった。3回に右まぶたを切り出血。攻勢に出る挑戦者に何度もロープに詰められたが、必死に耐えた。足を使いながら、高速ジャブに左右のボディー、右ストレートを繰り出して踏ん張った。ジャッジ1人は96-96のイーブンも、残り2人は2点差をつけ、貴重な勝利をつかんだ。
積極的に攻めてきた相手について「いろんな意味で強かった」と素直に実力を認めた。それでも、負けないのが王者の強さだ。「今日の相手に勝ったことは、自信になりました」と話して傷ついた顔を和らげると「僕の中では次のステージに行きたい気持ちがある」と、念願の世界初挑戦に目を向けた。