総合格闘技復帰戦となった藤田和之(45)が、1回TKO負けを喫した。

 22歳年下の実力者、イリー・プロハースカ(23=チェコ)と対戦し、1回3分18秒にワンツーから左フックを食らって崩れ落ちた。キックを交わして押し倒し、パンチを連打する見せ場も作ったが、苦しい戦いになった。

 藤田は体調不良により、試合後の会見を欠席。プロハースカは「藤田選手は経験のあるレスラー。彼より動きを速くした。悪いポジションに引き込まれないようにしていた」と快勝を振り返った。