60年ローマ五輪で金メダル/ムハマド・アリ略歴

アントニオ猪木(左)に左フックを見舞うムハマド・アリ(写真は1976年6月26日)

 呼吸器系の病気でアリゾナ州の病院に緊急入院したボクシングの元ヘビー級世界王者のムハマド・アリ氏が4日、米NBCテレビなどで死去したと報じた。74歳。

 ◆ムハマド・アリ 本名・カシアス・マーセラス・クレイJr.。1942年1月17日、米ケンタッキー州生まれ。60年ローマ五輪のライトヘビー級で金メダル。すぐにプロに転向し、64年に22歳で世界ヘビー級チャンピオンに。9回防衛後の67年にベトナム戦争の徴兵拒否を理由にタイトルをはく奪される。71年の復帰戦で敗れるが、74年にジョージ・フォアマンに勝ち、タイトル復帰を果たす。76年6月26日にアントニオ猪木と格闘技世界一決定戦で対戦。1998年4月4日にアントニオ猪木のプロレスラー現役引退試合のスペシャルゲストとして登場。通算成績61戦56勝5敗。