ボクシングのWBC世界ミドル級4位村田諒太(30=帝拳)が、「広島カープ流」でプロ11連勝を狙う。23日(日本時間24日)に米ラスベガスで行われる元WBC米大陸同級王者タドニッパ戦に向け15日、都内のジムでスパーリングを打ち上げた。前夜のテレビ番組で、プロ野球セ・リーグの首位を独走する広島の三振数が、昨季に比べ大きく減ったことを知った。「ホームランを狙ってブンブン振ってもだめ。全部当てに行くのではなく、組み立てが大事だと再認識した」と戦い方のヒントを得た。
この日のスパーリングでも早速、実践。細かいジャブでプレッシャーをかけて相手を下がらせると、勝負どころで狙い澄ました右ストレートを打ち抜いた。陣営は今回の試合の先に、WBO世界同級王者サンダース(英国)をターゲットに世界挑戦のチャンスを探っている。内容の問われる本場米国決戦に「良い調整が出来たし、まずはしっかり勝つこと。その上でアピールになればいい」と話した。17日深夜に渡米する。【奥山将志】