コンセプシオン「打つのが作戦」河野に手数重ね勝利

激しく打ち合う河野(右)とコンセプシオン(撮影・足立雅史)

<プロボクシング:WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦>◇8月31日◇東京・大田区総合体育館

 WBA世界スーパーフライ級の王者河野公平(35)が、判定負けで王座を陥落した。

 コンセプシオンはダウンは奪えなかったが、「あらゆる角度から打つのが作戦だった」と序盤から積極的に手数を重ねたことを勝因に挙げた。11回を終えて勝利を確信したと言い、判定待ちではロープの上から2度後方宙返りをして勝利をアピールした。試合後は「リベンジは受けるけど、マネー次第だ」とジョーク交じりに笑った。