新日本プロレスは4日、「みんなのこけし」の異名を持つ人気レスラー、本間朋晃(40)が頸椎(けいつい)の負傷でドクターストップがかかり、6日の東京・大田区大会以降の試合を欠場すると発表した。復帰時期は未定としている。
<リング上での主な事故>
◆00年4月14日 新日本の福田雅一が試合中に相手のエルボーを受けて意識不明となり同19日に急性硬膜下血腫で死去。
◆09年6月13日 ノアの三沢光晴が、試合中にバックドロップを受け頸髄(けいずい)離断を起こし心肺停止状態となり病院に搬送されたが同日夜死亡。
◆14年11月8日 新日本のヨシタツが、AJスタイルズのスタイルズ・クラッシュを受けた際に首を負傷。第2頸椎(けいつい)粉砕骨折の重傷だったが本人は気付かず、その後も試合に出場。後に病院での診察で負傷が分かり、長期欠場。16年4月に復帰した。
◆14年12月19日 新日本のBUSHIはコーナー最上段から前転してリングへ着地する際に首から落下。急性硬膜外血腫、脊髄振とう、第12胸椎骨折の重傷を負ったが、15年11月に復帰。