長谷川穂積氏と山中慎介、新王者の久保隼を祝福

放送席でVサインする長谷川穂積氏(撮影・田崎高広)

<プロボクシング:WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦>◇9日◇エディオンアリーナ大阪

 久保隼(27=真正)の先輩たちも会場で新王者の瞬間を見守り、ベルト獲得を祝福した。

 真正ジムの先輩で元世界3階級王者の長谷川穂積氏は「本当におめでとう。ダウンをもらった回は課題が残ったが、序盤は自分のペースで闘っていた」とたたえた。

 南京都高(現京都広学館高)OBで、世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級王座を12連続防衛中の山中慎介は「前半から自分のボクシングだった。上下の打ち分けも良かった。若いし、これからもっと力をつけて」と新王者に期待した。