辰吉寿以輝が負傷での試合中止謝罪、丈一郎も見守る

負傷による試合中止を謝罪する辰吉寿以輝(左)と大阪帝拳の吉井会長(撮影・実藤健一)

 おじいちゃんになった元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(47)が、息子の今後に期待した。

 次男のプロボクサー寿以輝(20=大阪帝拳)が9日、大阪・北浜で予定していたプロ7戦目を左肋骨(ろっこつ)負傷のため中止になったことをファンに謝罪した。「今回は申し訳ございませんでした。しっかり治してまた頑張りますので、よろしくお願いします」と頭を下げると「待ってるぞー」と歓声が飛んだ。

 前日8日に寿以輝の優夫人(19)が第1子となる女児を出産した。“じいじ”になった丈一郎は試合会場に駆けつけて、息子の謝罪を見守り「子どもが生まれて精神的に大人になってくれると思う。このケガが逆にプラスになってくれれば」とエールを送った。