休場明けの横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)は、新関脇御嶽海(24=出羽海)になすすべなく敗れた。夏場所に続いて、2場所連続での初日黒星。支度部屋では「うーん…」と答えたきり、問いかけには無言だった。

 新進気鋭の若手を、立ち合いで1歩も押し込めなかった。差そうとした左をおっつけで封じられ、右も上手が引けない。あっさりともろ差しを許すと、防戦一方で後退した。朝には「負けないように、気合を入れてやりたいと思いますよ」と話していたが、力ない負け方。「苦しい15日間になりそうか」と問われた八角理事長(元横綱北勝海)も「今日の相撲を見る限りは」と険しい表情だった。