村田の仮想ブランダムラ練習相手4人衆「右」に同じ

予備検診を終え取材を受ける村田(撮影・丹羽敏通)

 ボクシングのWBA世界ミドル級タイトルマッチ(15日、横浜アリーナ)の予備検診が12日に都内で行われ、初防衛戦に臨む王者村田諒太(32=帝拳)が無事パスした。

 村田はこの日、ブランダムラの印象に「パートナーに非常によく似た体格。やり慣れているし、練習してきたことに通じる」と好材料にした。今回は異例の4人の外国人選手と調整してきた。そこで敵に「よく似た」パートナーたちに、村田の印象と予想を聞いた。

 ◆アドリアン・ルナ(28=メキシコ) 14年9月に村田のプロ第5戦で対戦(10回判定負け)後、今回でパートナーは8度目。「村田と最も戦っている男」。20勝(13KO)5敗1分け。

 「右がすごく分かりづらい、まっすぐに出てくるから。来日のたびに全ての面で向上しているけど、今回はガードがいい。5、6回くらいにKOで倒すよ。もちろん、見えない右だね」

 ◆パトリック・デイ(25=米国) 昨年5月のエンダム戦前以来2度目のパートナー。WBC米大陸スーパーウエルター級王者。15勝(6KO)2敗1分け。

 「とても賢くなったと思う。今までは本能で動く時もあったけど、感覚ではなく、考えて、考えて打ってくるようになった。賢いジャブが特に良い。次の試合も注目だね。4回KO勝ち、間違いなく右だ」

 ◆ブランドン・クォールズ(31=米国) 初来日。16歳までバスケットボールで鍛えた俊敏なフットワークを持つ。18勝(9KO)4敗1分け。

 「良い右に、うまいプレッシャー、良いディフェンスがある。右を打った後に戻すのが速いから、ブロックされてしまう。手を高く保った堅い守備だ。8回でKO。右であごを打ち抜くよ」

 ◆ジョシュア・コンリー(26=米国) 初来日。アマチュアで120戦のキャリアの持ち主。

 「ジャブが素晴らしい。見た目もいいね。ゴロフキン(ミドル級3団体統一王者)みたいなプレッシャー型のファイターだよ。6回でKOする。ワンツーの右だね」