＜RISE：代々木大会＞◇2日◇東京・代々木第一体育館

プロ通算45戦45勝の那須川天心の弟、那須川龍心（りゅうじん、15＝TEAM TEPPEN）が、プロデビュー戦を白星で飾った。

同じくデビュー戦となった、シュートボクシング全国大会45kg級優勝の笠原直希（15＝シーザージム）と対戦。KOこそならなかったが、終始試合をコントロールし、3－0で判定勝利を収めた。

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「緊張は全くない」と話していた15歳は、硬い表情の笠原とは対照的に、序盤からリラックスしていた。1回終盤に左のフックを効かせると、パンチの連打。3回の打ち合いでは疲労を見せたが、柔らかさとスピードで上回った。

兄の卒業大会で第1試合を勝利。父と兄が見守る前でプロ初勝利を挙げ、安心した表情で花道を引き揚げていった。