【RISE】“神童”那須川天心、勝利で「生まれ故郷」卒業！同い年風音に判定勝ち／ライブ詳細

“神童”がプロ通算46勝目を置き土産に、キックボクサーとしての自分を育てたRISEの舞台にさよならを告げた。

RISE卒業試合となったメインイベントで、世界フェザー級王者の那須川天心（23＝TARGET／Cygames）が、同門で同い年の風音（23＝TEAM TEPPEN）と対戦。相手のセコンドには父の那須川弘幸会長がつく「史上最大の親子げんか」は、激闘の末、判定2－0で勝利を収めた。

: RISE Final Matchを終え、記念撮影に臨む那須川天心（撮影・河田真司）

: RISE Final Matchを終え、写真に納まる那須川天心（左）と朝倉未来（撮影・河田真司）

: 試合を終え、天を仰ぐ那須川天心（撮影・河田真司）

: RISE Final Matchを終え、会場のファンに手を振り応えながら引き揚げる那須川天心（撮影・河田真司）

第12試合　那須川天心 RISE Final Match バンタム級

那須川天心

○

判定
２－０

風音

【RISE】那須川天心「こんなに殴られたの初めて」46勝目を置き土産に卒業　激闘判定勝ち

【RISE】那須川天心が僅差判定勝利「こんな試合しているようじゃ勝てない」武尊戦まで２カ月

【RISE】並木月海「やってくれる」那須川天心ボクシング転向に太鼓判「不思議」再び同じ道に

【RISE】那須川天心「うわ！矢沢が俺に話してる」矢沢永吉ビデオメッセージに驚き／一問一答

☆那須川天心「最後の試合でスカッとKOで、圧倒的に勝ちたかったけど、敵（のセコンド）に自分の父親がいるし、相手も一緒に練習してきた風音だったので力んじゃって……。こんなに殴られたのは試合で初めて。うまくいかないなあ。新しいことをするとうまくいかないと分かった。倒すことはできなかったけど、いいものを見せることはできたと思った。自分でもここまで大きくなるとは思っていなかったけど、自信だけはあった。ボクシングに行ってもRISEファイターのつもりで戦うので注目してください。6月（の武尊戦）に向けて2カ月ちょっとしかない。こんな試合しているようじゃ勝てないと思っているので、しっかり仕上げて、自分のスタイルを貫いて、最後まで気持ちを出して勝ちに行こうと思っています。期待してください」

★風音「いつも試合後の事は覚えていませんが、今日は「悔しい」しかなかった。世界最高峰だなっていうのは実際に戦ってみて感じた。僕の中では「延長になるのかな」とも思ったけど、プロのジャッジなのでそこはなんとも思わない。もう負けたくない。勝って世界を変えると思っていたのですごく悔しいです」

: 入場する那須川天心（撮影・河田真司）

: 3回、那須川天心（左）は風音にパンチを見舞う（撮影・河田真司）

: 那須川天心（左）は風音に判定勝利し、健闘をたたえ合う（撮影・河田真司）

第11試合　ライト級

原口健飛

○

ＫＯ
1R1分56秒

ロンペット・Y'ZD GYM

【RISE】原口健飛「鈴木真彦と僕でRISEを引っ張っていく」激しい打ち合いの乱打戦を制す

☆原口健飛「みんなが面白い試合をしすぎて、刺激を受けすぎた。おもろい試合をしないといけないと思って急ぎすぎてしまった。自分でもびっくりしています。（相手は）強かったですよ。効いているのにあきらめない。打ち返してくるところが強かった」

: 1回、原口（左）はロンペット・Y’ZD GYMに回し蹴りを見舞う（撮影・河田真司）

: 1回、原口（左）はロンペット・Y’ZD GYMにKO勝利する（撮影・河田真司）

第10試合　バンタム級

鈴木真彦

○

判定
３－０

江幡睦

【RISE】鈴木真彦が打ち勝って完勝、パンチの連打で江幡睦を圧倒「僕の時代ここから始まる」

☆鈴木真彦「江幡選手はめちゃくちゃ粘り強かった。夢中で戦いました。今日は那須川選手が卒業ということで、次は鈴木の試合と言ってもらえるように、倒す試合、魅せる試合ができるように頑張ります」

: 2回、江幡睦（左）にパンチを見舞う鈴木（撮影・河田真司）

: 4回、競り合う江幡睦（左）と鈴木（撮影・河田真司）

第9試合

志朗

○

ＫＯ
2R1分39秒

江幡塁

【RISE】志朗、右ハイキック一発！江幡塁を失神KO「強くなった姿を見せられてよかった」

☆志朗「同じ控室のメンバーがKOで終わらせていたので。満足できる部分と修正する部分があるが、自分としてはよかったと思う。天心君と一緒に練習した成果が出たなという感じです。想像の上を行く試合ができたのでよかった」

: 1回、志朗（左）は江幡塁に蹴りを見舞う（撮影・河田真司）

: 2回、江幡塁（左）に蹴りを見舞いKO勝利する志朗（撮影・河田真司）

第8試合

海人

○

ＫＯ
1R41秒

“ブラックパンサー”ベイノア

【RISE】海人がKO勝ち「日本には相手いない」“ブラックパンサー”ベイノアを30秒で粉砕

☆海人「思っていた通り。想定内。試合の展開的にも1ラウンドで倒すつもりでいたし、世界1になる男とそうでない男の差を見せられたかなと思う。練習通りの形が自然に出たという感じです。ベイノアさんの倒れた顔を見たらこれで終わりだなと思った」

: 1回、“ブラックパンサー”ベイノア（左）にパンチを見舞う海人（撮影・河田真司）

: “ブラックパンサー”ベイノアに勝利する海人（撮影・河田真司）

第7試合　スーパーライト級

直樹

ＫＯ
3R24秒

○

山田洸誓

【RISE】山田洸誓が逆転の３回KO勝利「見返せてよかった」王者同士の一戦制す

☆山田洸誓「あのダウンがあったからこそ3ラウンドの展開になった。「いかないと負けるよ」とセコンド陣営にも言われ、やられてもいいからやり返そうという気持ちが芽生えた。後から動画を見たら、めっちゃニヤニヤしていたので我ながら変態だなと思った」

: 3回、山田（左）は直樹にパンチを見舞いKO勝利する（撮影・河田真司）

第6試合　ライト級

白鳥大珠

○

判定（延長1R）
１－０（延長３－０）

秀樹

【RISE】白鳥大珠が秀樹に判定勝ち、お互い決め手欠き延長ラウンドまでもつれる大接戦に

☆白鳥大珠「作戦を立てて練習を積んでいたけど、なかなかうまくいかないですね。前回もそうですけど、3ラウンドで決められない。難しい。「絶対に負けられない」という気持ちで頑張りました。蹴られたら蹴り返そうと。もっと経験を積んでいきたい」

: 1回、秀樹（左）パンチを見舞う白鳥（撮影・河田真司）

: 延長4回、競り合う白鳥（左）と秀樹（撮影・河田真司）

第5試合　オープンフィンガーグローブマッチ

YA-MAN

○

ＫＯ
1R2分33秒

伊藤澄哉

【RISE】YA－MANが壮絶な打ち合い制しKO勝ち「やっとここまで来たよ、天心！」

☆YA－MAN「「気持ちー！」って感じ。倒し倒されっていうのはやっぱり楽しいですね。開始10秒でカットし、ドクターに止められる前に終わらせないといけないと思った。考えてやっていないので記憶がない。右フックは練習通りでした。たぶん親指は折れました。6月は余裕。片手でやれますよ。今日みたいに盛り上げたいっすね」