前王者フランコが井岡一翔に敗れる 体重超過でベルト剥奪、大失態だけをボクシング史に刻む

フランコに勝利し、ベルトを手にする井岡(撮影・菅敏)

<ボクシング:WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦>◇24日◇東京・大田区総合体育館

体重超過でベルトを剥奪された前王者ジョシュア・フランコ(27=米国)が、元世界4階級制覇王者・井岡一翔(34=志成)と引き分けた昨年大みそか以来のダイレクトリマッチで敗れ去った。

前日計量で1回目が3・1キロオーバー、2時間後の再計量でも2・9キロオーバーでベルトを失った。陣営は試合直前の井岡の「大麻騒動」が影響したと主張。トレーナーのガルシア氏は「試合が行われないんじゃないかと思い、本人もチームも精神的に追い込まれた」と言い訳した。

特別に課せられた当日計量では58・0キロで、規定の59・0キロをクリアし、試合実施にはこぎつけた。しかし、モチベーションは完全に失われていた。

厳密なウエート制で行われるボクシングは、体重調整も含めたすべてが戦い。それを怠ったフランコ陣営は、過去にないオーバーウエートという大失態だけをボクシング史に刻んだ。

 

渦中の井岡一翔、体重超過で王座剥奪フランコと6カ月ぶり再戦/ライブ速報

【動画】井岡一翔が盟友AK−69とともに入場 「覚悟のリマッチ」がはじまる

【動画】井岡一翔が覚悟のリマッチ 2.9kg超過の前王者相手に左フック