京口紘人3階級制覇失敗もすがすがしい表情「ボクシングは本当に素晴らしい」去就保留/一問一答

アンソニー・オラスクアガに判定で敗れ、亜希夫人に迎えられる京口(撮影・河田真司)

<プロボクシング:U-NEXT BOXING2大会>◇13日◇東京・両国国技館

元IBF世界ミニマム級、同WBAライトフライ級王者の京口紘人(31=ワタナベ)が、3階級制覇に失敗した。

WBO世界フライ級王者のアンソニー・オラスクアガ(26=米国/帝拳)を相手に12回を戦い、0-3判定負け。日本8人目の偉業達成はならなかった。

試合後は「この世界戦のリングは上がりたくても上がれない。すごくいい景色だった」とすがすがしい表情。今後の去就については「自分自身を見つめて進退を決めたい」と保留の態度を示した。

京口の会見での一問一答は以下の通り。

-試合を終えて

3階級制覇の壁は高いようで、越えられるかなという壁だった。でも、チャンピオンが強かった。

-プランは

とにかく空振りさせよう、と。前にくっついた時の展開っていうのを反復して練習して、もちろん想定内ではあったんですけど、中盤以降のジャブの距離だったり、そこはほんとにチャンピオンだなっていう印象ですね。試合直前に練習してて、ワンツーがすごくいいっていうことで、今回の試合に向けて、ほんとにワンツーはずっと自分の中で決め手になるポイントのパンチだなって思ったんすけど…。もっと出したかったですね。

-23年1月に結婚して初の世界戦だった

かっこいい姿を見せたいっていうのは、男は誰でも思うことなので、チャンピオンベルトを巻いた姿っていうのは見せたかったんですけど。ただ、妻からは「よかったよ。面白かった」って。妻の方が強い人間でしたね。男は勝てないですね。女性は強いなって、なんか思いました。

-すがすがしい表情も

コーナーポストからはすごくいい景色やったし。ただ、その時の自分っていうのはチャンピオンじゃなかったので、そこだけは悔しいですけど、目に焼き付こうっていう心境でしたね。

-今後について

いろんなボクシングファンだったり、陣営だったり、みんながどうするんだって思ってると思うので、そこは自分自身を見つめて決めたい。今はちょっと保留でお願いします。

-チャンピオンになる難しさ

チャンピオンになるっていうのはすごく難しいことですけど、自分が伝えたいのは、今ね、子供たちが、将来世界チャンピオンになるって思ってトレーニングしてる子供たち多分たくさんいると思うんですけど、その子たちに、「俺でもチャンピオンになれる」「私でもなれる」っていうようなメッセージは伝えたいなってずっと思ってるので。自分はほんとに才能もないので。でも、やることやれば絶対にチャンスがくるっていうのは(伝えたい)。楽しかったっすね。ボクシングはほんとに素晴らしいです。

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