【ボクシング】大橋ジムのホープ田中湧也が元世界暫定王者撃破「どう倒そうかと課題を痛感」

パイ・パーロップに8回判定勝ちした田中(中央)。左はラウンドガールの叶園ちさ、右は同さかいゆりあ(撮影・垰建太)

<プロボクシング:LifeTimeBoxingFights27大会>◇11日◇東京・大田区総合体育館

大橋ジムのホープ田中湧也(25)が元世界暫定王者を撃破した。

元WBA世界ミニマム級暫定王者パイ・パーロップ(42=タイ)との54・5キロ契約8回戦に臨み、3-0(79-73×2、80-72)の判定勝利を挙げた。サウスポースタイルからワンツーや右フックをヒットさせ、試合の主導権を握り続けた。

長く世界トップで戦ってきた元暫定王者に対し、ロープやコーナーに追い詰めて連打。最終8回にはセコンドから「逃がすか!」のアドバイスを受け、2度ラッシュをかけて倒しにかかった。最終的にKOはできなかったが「キャリアが40戦以上あり、すごくタフな相手。どう倒そうかと課題を痛感した。とても勉強になった」と大きな収穫を口にした。

23年6月の小川寛樹(帝拳)戦で判定負け後、再起3連勝となった。今年1月の山口友士(三迫)で8回TKO勝ちして以来、約4カ月ぶりのリング登場だった。田中は「同じジムにはすごく素晴らしい世界的な先輩がいる。少しでも背中に追いつけるように頑張りたい。5月11日には母の日で地元福岡から、デビュー戦から応援に来てくれる母親に1日も早くチャンピオンになる姿をみせたい」と決意を示していた。

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