【ボクシング】井岡一翔に勝利し初防衛のマルティネス「勝ちを確信していた」/会見一問一答

2回、マルティネス(右)のジャブをもらう井岡(撮影・垰建太)

<ボクシング:WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦>◇11日◇東京・大田区総合体育館

元世界4階級制覇王者でWBA世界スーパーフライ級6位の井岡一翔(36=志成)が世界戦で初めて連敗を喫した。昨年7月の初対決で判定負けしていた同級王者フェルナンド・マルティネス(33=アルゼンチン)との再戦に挑み、12回0-3判定負け。過去の世界戦の再戦で3戦3勝という井岡リマッチ全勝データが崩れた。約10カ月ぶりの世界王座返り咲きを逃し、リベンジに失敗した。

マルティネスの試合後の囲み取材での一問一答は以下の通り。

   ◇   ◇   ◇

-判定を待つときの心境は

大変ナーバスになっていました。それは1度がダウンしてしまったからです。ただ、今回の試合を振り返ってみて、とてもグレートな試合だったと思います。ダウンしてしまったこと、またアウェーでの試合だったことがあり、そういったことが頭を交差し、ナーバスになってしまいました。でも、いい仕事をしたと思います。すべてのラウンドで力を出し切りました。

-ナーバスになった理由は負けたかも知れないと思ったからか

負けたとは思っていませんでした。勝ったことは確信していましたが、試合場所がビジターだったことと、ダウンをしてしまったことが、どう判定に出るかとても心配していました。自分としては、ほとんどのラウンドを自分がとっていたと思います。最後の最後も本当に出し切った試合だと思います。勝ちを確信していました。

-ダウンのダメージはどうだったか

ダウンの影響はあまりなかったです。襲撃されたようなパンチで初めてのダウンでした。それでちょっと足がしびれてしまいましたが、すぐに立ち上がれました。それはあまり影響がなかったからです。ああいった襲撃的なKOはあり得ることです。私はちゃんとあのラウンドをきちんと閉めたと思います。井岡をKOするチャンスがありましたが、大変強かったしパワフルでした。よく練習してきたということが、よくわかります。そういった真剣に練習してきた選手と本当の戦争をすることがとても好きです。

-試合前に井岡の何を一番警戒していたか

注意していた点はフック。クレバーに立ち回らなければいけませんでした。今回の試合は1回目の試合よりずっとハードな試合でした。まさに本当に戦争で、ヒストリーとして残るような試合だったと思います。人々が本当に求めるような、満足するような試合をしたと思います。そのための戦いを続けていきます。歴史をつくっていきたいと思います。いつか絶対王者になりたいと思います。

-今後は

バム(ロドリゲス)でもカフでも、とにかく勝利者が私と戦ってほしいと思います。私は不本意ながらタイトルを返さなければいけませんでした。ですので、もう1度統一タイトルをしたいと思います。私はこの階級の全部のタイトルを欲しいと思っています。

【ボクシング】井岡一翔リベンジならず ダウン奪うも王者マルティネスに判定負け/ライブ詳細