比嘉大吾3戦連続世界挑戦「世界王者になりたいですね、さすがに」退路断ちKO奪取宣言

前日計量をクリアし記念撮影に納まるバルガス(左)と比嘉(撮影・宮地輝)

<プロボクシング:トリプル世界戦>◇30日◇横浜BUNTAI

ボクシング3大世界戦の前日計量が29日、横浜市内のホテルで行われた。ベルトを目指すWBA世界バンタム級2位比嘉大吾(29)は100グラムアンダーの53・4キロでクリアした。

   ◇   ◇   ◇

3戦連続世界挑戦の比嘉がパワーアップを実感した。計量後「(減量は)最後がきつかったので(体が)大きくなっている。パワーがある」。28日の会見で「負けたらそのまま引退会見をします」と退路を断ってリングに上がることを表明したが「相手も打ち合ってくるので、気をつけながら、倒したい」とKO奪取に自信をにじませた。

前戦はWBA王者の堤聖也に挑んで引き分けた。今回の王者バルガスは、堤が左目手術で休養王者になったことで暫定王者から正規王者に昇格した。比嘉が勝てば団体内統一戦で堤と再び拳を交える可能性が高い。「(友人でもある)堤とは終わったら対戦する可能性があるので1カ月ちょっと前にこれが最後ということでご飯に一緒に行った」と明かし「世界チャンピオンになりたいですね。さすがに」と思わず本心を口にした。【首藤正徳】

○…今年1月1日に99歳で亡くなった帝拳ジムの長野ハル・マネジャーの功績をたたえるWBCのトロフィーが計量会場の入り口に飾られた。4月に米ラスベガスで開催されたWBC女性サミットで、70年以上にわたりジム運営に尽力し、14人の世界王者(JBC公認)を輩出するなど、世界のボクシングにも多大な貢献をしたことが評価され「レジェンドアワード」が贈られた。

【トリプル世界戦ライブ速報】ボクシング寺地拳四朗が防衛戦 比嘉大吾、高見亨介は王者に挑む