遠藤「春」出る 十両から再スタート13日初日

春場所出場を表明した後、ファンとの写真撮影に快く応じる遠藤

 東十両6枚目に陥落した遠藤(25=追手風)が10日、大相撲春場所(13日初日、エディオンアリーナ大阪)への出場を表明した。昨年九州場所前に痛めた右足首を初場所中に再度痛めて途中休場。1年前に大けがを負った左膝にも不安を抱えており出場には慎重だったが、前夜に師匠の追手風親方(元前頭大翔山)と相談して決断。大阪・堺市の部屋宿舎で新入幕の大翔丸らと11勝3敗を取った後「完全に良いかと言われたらまだですけど(初場所前の)1月とかに比べたら、久しぶりに相撲を取ってるという感じ。本場所の一番で良くなっていけばいいかなと思います」と明かした。

 親方は状態について「(好調時の)3分の1」と言いつつ「目標の10番勝てる体になった。先場所みたいなみっともない相撲を取らなくていいようになった」と理由を明かした。角界随一の人気力士だけにいち早い幕内復帰へ期待もかかるが、遠藤は「番付を戻す前に体を戻さないとね、人間として(笑い)。今は慌てずに」。まずは因縁の大阪で、昨年の悪夢を払拭(ふっしょく)する。【桑原亮】