御嶽海、幕内初の10勝「また違う壁があると思う」

<大相撲春場所>◇千秋楽◇27日◇エディオンアリーナ大阪

 西前頭13枚目の御嶽海(23=出羽海)が、3場所目の幕内で初めて2桁の10勝目を挙げた。同じ9勝で学生出身力士同士の対戦となった同6枚目・正代(24=時津風)を寄り切った。

 頭からぶつかり、やや右に開いて相手の圧力を避けると、右を差して左からおっつけ。快勝の一番に「立ち合い、ちょっと避けて(相手の力を)逃した感じでした。良かったと思います」とイメージ通りの相撲を振り返った。

 昨年のこの春場所、幕下10枚目格付け出しでデビュー。前評判通りの力を発揮しスピード出世し、所要4場所で新入幕。順調に出世も、先場所は初めて負け越し一時停止した。わずか1場所で復活したが「もっと上のステージで戦いたいです」と、貪欲さは失わない。幕内中位に上がる来場所を見据え「また違う壁があると思う。しっかり自分の相撲を貫いて頑張りたいです」。場所後の春巡業でも「上の人の胸を借りられたら」と向上心を口にしていた。