4月10日、両国大会でのIWGPヘビー級選手権前哨戦は、挑戦者の内藤哲也が王者オカダ・カズチカをKOするなど、初戦からベルト奪取へ猛アピールした。

 メインの6人タッグで、内藤率いるロスインゴベルナブレス・デ・ハポンは、抜群の連係でオカダ、後藤、YOSHIHASHI組を圧倒。激闘の末、オカダの目の前で、YOSHIHASHIを必殺のデスティーノ(後方宙返り式リバースDDT)で料理してみせた。

 さらにオカダにもデスティーノをお見舞いし失神KOに追い込む。それでも足りずに、オカダのマネジャー、外道にも襲いかかり、3人でボコボコにした。リング上から内藤は「おい、チャンピオン。オカダ! 4月10日の両国は、まだ2週間も先だぜ。熱くなんなよ。落ち着けよ。そう、まさにトランキーロだぜ」と挑発。インタビュールームでは「すべては両国で変わる。両国が運命の日だ」と、初の王座奪取を予言した。