力士会会長後任の日馬富士「勇気与えられるように」

力士会の会長を白鵬(左)から日馬富士へ引き継ぎ笑顔で握手を交わす(撮影・横山健太)

 横綱日馬富士(32=伊勢ケ浜)が、心機一転を誓った。

 26日、東京・両国国技館で十両以上の関取衆で構成される力士会が開かれ、会長の座を横綱白鵬(31=宮城野)から日馬富士に引き継がれることが決まった。

 引き締まった表情で「一生懸命、頑張ります。相撲を通じて社会のためにも、いろいろと頑張りたい」と抱負を語った。白鵬の誕生日の3月11日は5年前に東日本大震災が発生。日馬富士の32歳の誕生日となった今月14日には熊本地震が発生した。奇しき縁でつながれる、復興を願う気持ちは同じ。協会からの要請で、今月29日の横審稽古総見後に募金活動を行い、夏場所後の引退相撲での募金活動や、将来的に熊本に土俵を作るプランを温めている。「これから協会と相談しながら力士全員で協力したい。今、僕たちが出来ることを一生懸命に。迫力ある相撲で勇気や感動を与えられるように、あらためて気合を入れていきます」と決意を語った。