<大相撲夏場所>◇4日目◇11日◇東京・両国国技館
西十両13枚目の宇良(23=木瀬)が、技と執念で館内を沸かせた
東幕下2枚目の天空海(25=立浪)との相撲は、立ち合いからこれまで以上に低く当たり、相手の右足を取りにいく。取れないとみるや、突っ張り合いに応じ、その後は相手の懐に潜り込み、反るような体勢に。相手の膝までは抱えておらず居反りにはならないが、伝え反りに近い形になるも決まらず、その後は投げの打ち合いへ。そこでも、覆いかぶさろうとする相手の投げを必死にこらえて、アゴを引いて前転宙返りするような体勢から、最後は下手投げで激戦を制した。
アクロバットな個性全開の相撲に「天空海さんは、体の割にアクティブに動いてこられるので、かなり怖かった。土俵際は、投げの形に持ってくるのが見えたので、腰を割って(相手に)乗らないように、足の位置を気をつけた」と振り返った。最後まで相手より先に手をつかなかったことには「昔から手をついて負けたら、すごい怒られたので」と話し、幼少時からの稽古が勝負の瀬戸際でものを言った。
これで2勝2敗。「五分になったり、負けが先行したり。なかなか前進できない。もっと勝ちたいですね」と5日目以降へ目を向けた。