稀勢の里が無傷9連勝「集中して」豪栄道を送り出し

全勝を守った稀勢の里は、白鵬の前で懸賞金を受ける(撮影・岡本肇)

<大相撲夏場所>◇9日目◇16日◇東京・両国国技館

 最初の大関戦は圧勝だった。稀勢の里(29=田子ノ浦)が1敗の豪栄道(30=境川)を送り出して、無傷の9連勝。「集中してやりました。いいと思いますよ」と満足げにうなずいた。

 立ち合いで押されても、どっしりと構えて慌てない。左をねじ込み、確かな足取りで前に寄る。相手の捨て身の首投げも落ち着いてかわして、退けた。

 日馬富士も敗れて1敗力士が消えた。横綱白鵬とのマッチレースの予感が漂う。だが、相手を気にすることなく「1日1日が勝負。集中してやるだけです」と冷静に言葉を並べた。