稀勢の里、全勝守り白鵬戦へ「集中してやるだけ」

照ノ富士(右)を押し出し12連勝の稀勢の里(撮影・神戸崇利)

<大相撲夏場所>◇12日目◇19日◇東京・両国国技館

 大関稀勢の里(29=田子ノ浦)が横綱白鵬戦を前に、全勝を守った。

 呼吸が合った2度目の立ち合いで、両膝にケガを抱える大関照ノ富士(24=伊勢ケ浜)を一方的に押し出し。「思い切ってやりました。良かったです」と、13年夏場所以来の初日から12連勝を飾った。

 13日目にはいよいよ、白鵬との直接対決が組まれた。両雄の終盤での全勝対決は、13戦全勝同士で当たったその13年夏以来。当時は白鵬にすくい投げで、大の字にさせられた。

 また、先場所は単独全勝で挑んだ11日目の直接対決で寄り倒されて、1敗で並ばれ、そして追い抜かれた。幾度となく阻まれている初優勝への最大の関門。「体の状態はいい。集中してやるだけです」と、自分に言い聞かせるように言葉を発した。