年6場所90日間の満員御礼決定的 21年ぶり

福岡国際センター(2009年11月21日撮影)

 大相撲九州場所(12日初日、福岡国際センター)は、15日間全て満員御礼が決定的となったことが6日、日本相撲協会関係者の話で分かった。

 実現すれば年6場所90日間で全て大入りを達成。1996年以来21年ぶりとなる。関係者によると、初日まで1週間を切った6日時点で10日間の前売り券が既に完売した。残っている2~5日目と10日目も約9割が売れ、満員御礼を出す目安となる8割以上の集客を上回る見込み。九州場所担当部長の境川理事(元小結両国)は「われわれの目標は、あくまで札止め(完売)。1人でも多くの方に観戦していただきたい」と話す。当日券は各日約200枚が販売される。