アニメ映画「プリキュアオールスターズ　みんなで歌う♪奇跡の魔法！」（土田豊監督）が１９日、公開初日を迎え、東京・新宿バルト９で初日舞台あいさつが行われた。

　映画の最後に、スクリーンに「この秋、モフルンに何かが起こる」とテロップが流れた。そしてテレビ朝日系で放送中の「魔法つかいプリキュア！」（日曜午前８時半）と、今回の映画にも出演したクマのぬいぐるみのモフルン（声・斎藤彩夏）が登場し「秋まで内緒モフ」と、秋の映画について思わせぶりなコメントをして、会場を沸かせた。

　この日は「魔法つかい－」と映画で主人公キュアミラクルを演じる声優高橋李依とキュアマジカル役の堀江由衣、映画でプリキュア最大の敵ソルシエールを演じるミュージカル女優の新妻聖子（３５）と、その執事トラウーマを演じた山本耕史（３９）が登壇した。高橋は前テレビシリーズ「Ｇｏ！　プリンセスプリキュア」の４人と、映画の冒頭でミュージカルを演じた場面について「１番最初に、魔法つかい組とプリンセスの皆さんが歌うシーンを見て、泣いてしまった。私たちはプリキュアの一員になることができたと思いました」と感激を振り返った。

　堀江はプリキュア史上最大の４４人が出演した映画について「何より華やかで、先代の皆様からのご活躍をアフレコで見ることができて、本物だ！　とワクワクして参加しました」と、アフレコの思い出を語った。