「貞子vs伽椰子」主演に山本美月「ラッキーと」

映画「貞子vs伽椰子」の完成記念イベントに出席した、前列左から貞子、俊雄、伽椰子、後列左から白石晃士監督、佐津川愛美、山本美月、玉城ティナ、デーモン閣下(撮影・森本隆)

 女優山本美月(24)が23日、都内で主演のホラー映画「貞子vs伽椰子」(6月18日公開、白石晃士監督)の完成記念イベントに出席した。

 出演を聞いた山本は「もともとホラー好きでうれしくて、両方出られる人なかなかいない。ラッキーと思った」と大喜びしたことを明かした。佐津川愛美(27)は「呪われる役って、普段はないこと。おもしろそうだなと思ってやらせていただいた」、玉城ティナ(18)も「怖がりだけど、興味の方が勝ちました」と、女優陣は意外にもノリノリでオファーを受けたという。

 「リング」シリーズの貞子と、「呪怨」シリーズの伽椰子と、日本を代表するホラーキャラ2人の対決を描く作品。イベント途中からは貞子、伽椰子とその息子俊雄の3人も登壇した。どちらが「最恐」なのか、ネットやこの日の観客に投票をしたところ、すべて貞子の勝利だった。うれしさのあまり拍手した貞子とは対照的に、負けた伽椰子は土下座。俊雄は申し訳なさそうに肩を落とした。投票は公開前日の17日まで行われ、勝者は初日舞台あいさつに出演、敗者は都内でごみ拾いという罰ゲームが課されることが発表された。

 ほかデーモン閣下、白石監督が登壇した。