唐田えりか、連ドラで大役 ソニー損保CMのあの子

連続ドラマのメインキャストに抜てきされた唐田えりか

 ソニー損保の新CMキャラクターに起用されて注目された唐田えりか(18)が連続ドラマのメインキャストの座を射止めた。永野芽郁(16)主演のテレビ東京系「こえ恋」(7月8日スタート、金曜深夜0時52分)でヒロインの級友で恋敵となる女子高生を演じる。「真っすぐで正義感も強く積極的な性格のキャラクター。ライバルの設定ですから、視聴者の方にとって少し嫌な女の子に映ってもいいと思っています」。

 昨年7月にフジテレビ系連続ドラマ「恋仲」で女優デビュー。今年3月に高校を卒業後、生まれ育った千葉から5月に上京して女優業を本格スタートさせた。演技レッスンを連日受けているが「自分が何もできていないことを思い知り、毎日のように泣いてました。帰宅して1人になった時も涙が出ました」。それでも「少しずつですが成長できている実感もあり、泣くより楽しんだほうがいいと思えるようになりました」。

 高校2年の時、アルバイト先のマザー牧場(千葉県富津市)でスカウトされ、芸能界入りを決意した。「もともとモデルさんに憧れていましたが、行動を起こしたことはありませんでした。芸能界は遠い別世界のイメージ。スカウトされた時は本当に驚きました」。目標は「映画やドラマの主役」。夢に向かって1歩を踏み出した。

 ◆唐田(からた)えりか 1997年(平9)9月19日、千葉県生まれ。15年フジテレビ系ドラマ「恋仲」で女優デビュー。同年TBS系ドラマ「表参道高校合唱部」に出演。同9月から「ソニー損保」CMに出演。特技は書道。167センチ、血液型A。