大江裕「感動の1日」札幌ドームで「まつり」熱唱

試合前に熱唱する演歌歌手の大江裕(撮影・佐藤翔太)

 演歌歌手大江裕(27)が19日、札幌ドームで行われる日本ハム対西武戦の前に、地元北海道出身の師匠北島三郎(80)の代表曲「まつり」と、自身の新曲「檜舞台」の2曲を歌唱した。

 大江にとって、野球場での歌唱は09年2月に「のろま大将」でデビューをしてから初めて。

 約4万人の観衆を前にした大江は「感動の1日でございます。札幌ドームさんで歌わせて頂くことは、僕にとっては夢のような気持ちでございます」と緊張気味。北島からは「俺の故郷で俺の分も歌ってきなさい」と激励をされたという。

 「初めはワクワクしていたのがドキドキに変わりました。何万人もの皆さまの温かい拍手にのせていただきまして、楽しく歌わせて頂きました。来年は、10周年でございます。その周年が、僕にとっての、ひのき舞台だと思っております。開拓者精神を忘れず、歌で、人の心を癒やせる歌手になりたいと思っております」。

 北島も愛弟子のひのき舞台に応援コメントを寄せた。「私の故郷・北海道で、そしていつも応援している北海道日本ハムファイターズに大江裕が出演するということで大変光栄に思っております。札幌ドームの大観衆はまさに彼にとってひのき舞台であります。私の代表曲『まつり』とともに、ファイターズファンの皆さまの前でしっかりと歌いあげ、チームとファンの皆さまとの一体感を作り、心から勝利を願っております」。