松居一代「一睡もせず家裁に向かった」/一問一答2

笑顔で会見場に入る松居一代(撮影・河野匠)

 タレントの松居一代(60)が、俳優船越英一郎(57)との調停離婚成立から2日後の15日朝、都内で緊急会見を開いた。松井は、船越との結婚生活について聞かれ「必要でなくなりましたので切らせていただいた…終わったということです」と言い切った。会見の主な一問一答は、以下の通り。

 -13日に勝負をかけると決断して2度目の離婚調停に望んだと言うが、何を心に決めたのか?

 松居 13日で離婚が成立できるか、不調に終わり、うちの方から裁判に持ち込むのかの分かれ道でした。私は覚悟を決めていましたので、そのつもりで真っ赤な服を着て家裁に向かったわけです。

 -戦略は?

 松居 もう、どれくらいの時間を私が信頼申し上げる先生方…弁護士軍団とお話、協議してきたか分からない。13日は一睡も寝ずに家裁に向かいました。朝3時から最終の擦り合わせをして臨んだんです。

 -1番、大事なことは財産分与?

 松居 何度もお話ししていますけど、私の中で考えますと、私の中で守るべきものは1つでした。

 -大事な財産は、いくらくらいある? 100億を超えているとの説もあるが?

 松居 それは、ちょっと…

<松居、質疑応答中に母に電話>

 松居 本当にですね、私はもう未来に向かって、歩めるんです。私の新しい人生のドアが開きました。これからも、悔いのないように1回の人生ですから、背筋を伸ばして、約束事はしっかり守って生きていきたい。

 -息子さんには話した?

 松居 息子にも電話をしていません。16日までは、他言してはいけないという約束事なんです。両親に初めて報告、電話しました。息子には、もちろん電話していません。どなたにも電話していないんです。

 -息子との関係は

 松居 また、それは改めてお伝え申し上げます。

 -16日以降、お話しいただけるのか?

 松居 今、お話ししたことが全てです。13日に、とにかく離婚が成立した。

 -今日のファッションのポイントは?

 松居 それが大事なポイントです! 華やかで私の勝負服である花で、明るい未来をイメージする、この服にしました。

 -16年間の結婚生活を、一言で言うとどんな言葉になる?

 松居 まぁ…私には、私のこれからの人生も考えて、必要だったんであろうと思いますが、必要でなくなりましたので切らせていただいた…終わったということです。

 -3度目の結婚の可能性は?

 松居 いいえ。

 -新たな松居劇場のスタート?

 松居 そうです。とにかく、明るくって楽しくって輝いていて…私が悔いがない、精いっぱい生きていこうと思っています。だから…ちょっとやんちゃな私ですけど、これからも、どうぞ、皆さま方よろしくお願いします。まだ戦いは終わったわけではありません。まだ1つの戦い(ホリプロからの損害賠償を求める訴訟)はあります。ええと…13日も終わった後、弁護士軍団の先生と乾杯しました。乾杯終了後、すぐさま次の戦いの打ち合わせを行っています。昨日(14日)も、そうでした。今日も、そうです。とにかく、まだ、もう1つの戦いがありますけども、とにかく私は全力で、約束事はしっかり守って、そして、悔いのない戦いはしたいと思っています。

 -船越のパスポートは、もう返した?

 松居 あの…そういった細かいことは、これからだと思います。私の家の鍵も船越さんが持っていらっしゃいますし、私も船越さんのマンションの鍵を持っていますので、これからだと思います。

 -“恐怖のノート”は今日、持っている?

 松居 それは、うちの弁護士軍団の先生の金庫に入っています。

 -離婚届は提出したか?

 松居 離婚届というと、13日に成立いたしました。だから私は今、松居一代です。船越一代ではありません。松居一代です。離婚届というより今回、調停でしたので、その場、その日で決まっています。私は今、本名・松居一代です。

 松居は、帰り際に「船越さんは、まだ不倫したと思っていますか?」などと聞かれたが、答えなかった。そして「本当に皆さん、今日は突然でしたので、突然というか…してはいけない期間だったわけです。しかし、昨日、ああいう書面が出回ったわけですから、ここはこういう形を取らせていただくしか方法がございませんでした。もう、私は新しい人生に向かって出発しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします」とあいさつした。

 司会が「会見を終了させていただきます…いえ、お開きとさせていただきます」と締めのコールをしたものの、松居はその場でカメラマンの写真撮影のリクエストに応じ続けた。「勝利のVサイン的なものを」と求められると「Vでも…万歳ですね」と万歳して、会場を後にした。【村上幸将】