白石麻衣 素直な思い、特別な曲、感謝した人/手記

乃木坂46白石麻衣(17年12月2日撮影)

 第59回日本レコード大賞が30日、東京・新国立劇場で発表され、女性アイドルグループの乃木坂46が、「インフルエンサー」で大賞を初受賞した。11年8月に「AKB48の公式ライバル」として結成して6年4カ月。大賞を競ったAKB48を制して初の栄冠を手にした。グループのエース、白石麻衣(25)が日刊スポーツに独占手記を寄せた。

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 「日本レコード大賞」をいただき、本当にありがとうございました!

 今年は、グループの成長を大きく実感した1年でした。ずっと、めまぐるしかったです。CMにも、たくさん出させていただきました。初めて東京ドーム公演をすることもできました。そして個人としても、写真集の売り上げをすごく話題にしていただいたのもありがたかったです。写真集を福山雅治さんにも見ていただいたと聞いた時、とてもうれしかったです。

 そうして迎えた年末に、乃木坂46がレコード大賞に初めて出させていただくというのは、またとない、これ以上ないチャンスだと思いました。今年だからこそ出られたような気もしています。私はもともと競うのが苦手で、野心があるタイプでもないのですが、今回ばかりは率直に「負けたくない!」と思いました。

 「インフルエンサー」は特別な曲です。初めての高速ダンスで今までの中で一番難しい振り付けでした。振り付けの練習は、今年初め、映画「あさひなぐ」で薙刀(なぎなた)の稽古も同時並行でやっていましたので、覚えるのは正直大変でした。1年間かけてダンスをみんなで磨いてきましたので、レコ大のステージでは、ベストのパフォーマンスをお見せしたいという一心でやってきました。

 乃木坂46の代表曲はいろいろあって、結構あいまいだと思っていたのですが、「インフルエンサー」の発売後は、「あの曲すごいね」など周囲の反響をこれまで以上にいただく機会が多くなりました。バナナマンの日村勇紀さんが番組やコンサートで一緒に踊ってくださり、さらに話題にしていただきました。この曲がここまで来られたのは、日村さんのおかげでもありますね(笑い)。

 今日を迎えるにあたってメンバーとも「せっかくレコ大に出られるんだから、いい結果を残して、いつも支えてくれるファンの方たちやスタッフさんと喜びを分かち合いたい」と話していました。これからも、メンバーやファンの方々と一緒に「インフルエンサー」を押し上げていき、本当の代表曲にしていきたい。乃木坂46の未来のためにも、貴重なきっかけをいただいたレコード大賞でした。

 ◆白石麻衣(しらいし・まい)1992年(平4)8月20日、群馬県生まれ。11年8月加入の1期生。愛称「まいやん」。今年2月発売の写真集「パスポート」は売り上げ22・9万部でオリコン年間写真集ランキング1位。162センチ。血液型A。