第59回日本レコード大賞(日本作曲家協会など主催)の発表会が30日、東京・新国立劇場で開かれ、大賞は乃木坂46の「インフルエンサー」が受賞した。

 受賞が発表されると、メンバーは涙ながらに喜んだ。表彰楯を受け取ったキャプテン桜井玲香(23)は「本当にうれしくて、信じられません。いつも支えてくれるスタッフの皆さん、ここには来られなかったメンバー全員、そしてファンの方々、乃木坂に関わる全ての人のおかげです」と感謝した。

 同曲で白石麻衣(25)とダブルセンターを務める西野七瀬(23)はこの日の発表前のパフォーマンスについて「自分たちでも、今までで1番だったと自画自賛していたんです」と明かした。発表を聞いた瞬間については「ちょっと夢見たときもあったんですけど、どこかでないのかなと思っていたので…。うれしいです」と喜んだ。

 放送終了後、白石は改めて「たくさんの方々のおかげです。緊張しましたが、最高のパフォーマンスができました」と胸を張った。

 ◆乃木坂46 秋元康氏がプロデュースを手掛け、AKB48の公式ライバル。11年8月に結成。レコード会社SMEの拠点で、メンバーの最終オーディションが行われた東京・乃木坂がグループ名の由来。「46」は「AKB48より人数が少なくても負けない」ということから。