先週の木、金曜と仙台へ出張してきた。
次の「日曜日のヒーロー」のインタビュー面のためだ。
次の日曜は3月11日。東日本大震災から、ちょうと7年目にあたる。仙台出身で、震災当日には自らも被災したサンドウィッチマンに話を聞こうと思った。
売れっ子の2人だが、宮城県知事に「東北魂義援金」を宮城県知事に届ける、2日金曜に仙台で時間が取れるという。震災の話だけではなく、ビートたけし、松本人志の両人をして「面白い」と認められる、そのお笑いについてもじっくり聞こうと思った。
宮城県知事への義援金贈呈は、金曜の午前9時すぎ。当日、交通の乱れで遅れるといけないので前日に仙台に入った。強風で東北新幹線の出発が20分ほど遅れたが、無事に仙台到着。
仙台へは何度も出張に来ている。初めての出張は、30年前の88年。男子ゴルフの「仙台放送クラシック」の取材だった。西川哲プロのデビュー戦だったのと、ストリップ劇場が4件もあったのを覚えている(笑い)。
その後、食べ物の取材やテレビ番組の取材で仙台には何回も行った。6年前には、プロレスオールスター戦「ALL TOGETHER」第2回仙台大会の取材で、岡田の長なす漬けをお土産に買って帰った。5年前には、25年ぶりにゴルフ記者として「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」を仙台で取材した。その間に、プロ野球の楽天ゴールデンイーグルスが初優勝して、仙台の街が歓喜に湧いたのを覚えている。
2年前は復活したお笑いコンビ、極楽とんぼのライブツアー。プロ野球の広島が25年ぶりにリーグ優勝して、すでに帰りの新幹線で東京に向かっている、広島ファンの山本圭壱に電話して歓喜のコメントをもらった。幸か不幸か、最終の新幹線に乗れなくて、深夜に仙台の繁華街・国分町のすし屋で飲んだ。
今回は、そんなことを思い出しながら、1人でおとなしく国分町の居酒屋で飲んだ。とてもいい店だったのだが、1人前が多くて、食べきるのに難儀した。
そして、当日、金曜日。朝7時からスタンバイしたのだが、朝から強風で新幹線が、ソロリソロリと運転。朝一で仙台入りするはずのカメラマンから「新幹線『はやぶさ』が強風のため各駅停車、『とんび』になっています」とメールが来た。うまいことを言う、と喜んでいる場合じゃない。最悪の場合は、自分で写真を撮るのか…と覚悟を決めた。
ところが、肝心のサンドウィッチマンも到着しない。カメラマンと同じ新幹線に乗っていて、遅れているのだ。もしかしたら、到着しないかもしれない。仙台まで、うまいものを食って、日本酒の「乾坤一擲(けんこんいってき)」を飲むためだけに2日間も費やしたことになるのか。ま、それも乙なことではあるが(笑い)。
そんなことを考えながら、平常心を保っていたが、状況は刻々と変わる。宮城県知事は県議会の予定が昼くらいまで入っていて、最悪の場合はインタビューは、その後になるかもしれない。それでもできればいい。幸い、1時間遅れで、サンドの2人は到着。知事に義援金を届ける前にじっくり話を聞けた。
2人を相手のインタビューは難しい。サンドの場合は、ツッコミの伊達みきお(43)が主にしゃべり、富沢たけし(43)がボケるという展開。伊達のしゃべりだけにならないように、富沢にも話を振って…。30年以上も記者をやっているのだから、大丈夫…なはずだった。
予想したとおり、伊達があれこれしゃべった。それを、うんうんとうなずきながら聞いて、相方にも振る…。
「で、伊達さんは?」
「富沢ですが…」
まさかのボケボケ、名前間違い。念のためですが、2人は過去にもインタビューしたことがあり、知らなかったわけではありません。果たして、インタビューはうまくいったのか? 恒例の縁の人からのありがたおいコメントは、まさかのあの人が登場!
日刊スポーツ3月11日付「日曜日のヒーロー」サンドウィッチマンの登場に、ご期待ください(笑い)。