ベッカム、息子が跡継がず失望 頼みの綱は末娘

デービッド・ベッカム氏(09年12月4日撮影)

 サッカー界を引退したデービッド・ベッカム(43)が、4人の子供たちのうち、自分の跡を引き継ぎ、サッカーをプレーする者が誰もいないことに失望していると明かした。

 1999年に結婚したビクトリア・ベッカム(44)との間に4人の子供たち、長男ブルックリン(19)、次男ロメオ(15)、三男クルス(13)、長女ハーパー(6)がいるベッカムだが、サッカー好きなのは末っ子のハーパーだけだという。

 11日、英BBCテレビの番組「グラハム・ノートン・ショー」に出演したベッカムは、「娘のハーパーは毎週日曜にサッカーをしていて、サッカーが大好きなんだ。男の子たちはプレーしないので、打ちひしがれている。彼らは才能があるが、今はハーパーだけが頼みの綱。彼女を観ていると、夢中になってしまうよ」と語った。

 長男のブルックリンは現在、ニューヨークのデザイン学校で写真を勉強中で、将来はフォトグラファー志望。次男のロメオも母ビクトリアと同じく、ファッションに興味を示しているという。歌の才能がある三男のクルスは、音楽界にデビューする予定だ。

 ベッカムによると、妻のビクトリアと子供たちはロンドンが生活の中心だが、ベッカムは現在、マイアミでサッカーチームを立ち上げようとしているため、米国で過ごすことが多くなるという。(ニューヨーク=鹿目直子)