4代目桂春団治の実母89歳で死去 仕事休まず喪主

襲名興行で、師匠の十八番「親子茶屋」を演じた4代目桂春団治(相原正明氏撮影)

 今年2月に師匠の名跡を継いだ4代目桂春団治(69)の実母、山城光子(やましろ・みつこ)さんが、老衰のため、今月17日に亡くなっていたことが21日、分かった。89歳だった。この日、所属の松竹芸能が発表した。

 松竹芸能によると、長男の4代目春団治が喪主を務め、すでに通夜、葬儀は親族のみで行ったという。

 4代目春団治はこの日、本拠地の大阪・天満天神繁昌亭にも出演。松竹芸能は「仕事に穴を開けることなく、4代目は喪主を務めて無事に葬儀を終えました」とコメントした。