松本洋平文科相は12日、国会内で報道陣の取材に応じ、既婚女性と不倫関係にあったとする「週刊文春」報道について事実を認め、謝罪した。「過去の出来事」とした上で「当時、妻には大変叱責(しっせき)された。話し合いをし、私の謝罪を受け入れてもらった」と説明。「大変厳しいお声があるのは重々承知しているが、重要な法案を抱えている時期でもあり、全力でこれからも頑張りたい」として、辞任は否定した。
一方、文春報道では、関係にあった当時の2022年8月、相手女性を議員会館に招いたとされる。松本氏は「なぜ相手の女性を議員会館に呼ばれたのか、公私混同が疑われることなのでご説明をいただきたい」と記者に問われると、「相手があることなので、大変恐縮ではありますがコメントは控えさせていただきたい。コメントは控えさせていただきたい」と繰り返した。
「議員会館は職務をする場所。そうじゃないことが、やりとりも含めてあったから控える、ということなのか。堂々とおっしゃった方が、むしろご自身のためではないか」と更問いされたが、松本氏は「相手があることなので、コメントは控えさせえていただきたい」と、再び繰り返した。
プライベートで招いたのかと問われると、直接は答えず「議員会館の見学をしたいというお声は、普段からかなりいただいている。そういう方にお越しいただき懇談をすることは、他のお客様でもある。それと同様です」と述べた。
週刊文春によると、松本氏は2020年ごろから女性と不倫関係にあったという。松本氏が女性を議員会館に招いたとされる報道内容については、この日行われた衆院予算委員会で、中道改革連合の早稲田夕季氏も質問。早稲田氏は報道内容をもとに、松本氏が議員会館に女性を招いたのは、22年8月13日の土曜日だと指摘。「会館規則の禁止事項ということで、秩序を乱したり、他人に迷惑をかける行為などに当たるか、当たらないか」と指摘した。 松本氏は答弁で「過去の話であり、議員会館に当該女性が来たかどうかの記録は残っていないが、いらっしゃったのは事実」と認めた上で「議員会館を案内させていただき、意見交換や普通にお話をさせていただいた。そういう意味からすると、規則に反しているようなことがあったのかと言われれば、『ない』と申し上げたい」と明言した。