<フィッシング・ルポ>
茨城・久慈川は今シーズン大型が連発。中学生釣り師で人気子役の佐野代吉(14)がウェーダーで挑戦して6匹を自力で釣り上げた。
代吉にとっては1年ぶりの久慈川。初めてアユの友釣りを経験した昨年は、地元のアユ釣り師が真横について、指示された通りをなぞって6匹釣った。いや「釣らせて」もらった。
代吉 今年は、なんとか自力でやりたい。川を見るのも自分で判断して、アユを動かしたい。
仕掛けも、教わりながら最後まで自分でつくった。昨年はアユスーツも借りたが、今年はホームセンターで2980円で購入したウェーダーでサオを握った。
代吉 サオとか舟(アユを生かして入れておく道具)は借りたけど、ウェーダーでもできれば僕と同じ中学生だってできるかも。
ウェーダーでの釣行は水が入ると危険なので、すべて膝下のエリアでサオを出した。それでも久慈川の大きなアユは戦ってくれた。
代吉 最初に、白波の立っているところは大きな岩があって、そのすぐ下の流れのキツくないところにアユが潜んでいると教えてもらった。オトリのアユが元気なので、サオを立ててオトリを誘導するのに苦労したけど、本当にすぐ掛かる。面白いです。
結局、昨年と同じ6匹だった。サイズは18~23センチ。デカい。
代吉 昨年と全く違う。達成感がある。忘れないうちにまたアユをやりたいです。
◆佐野代吉(さの・だいきち)2002年(平14)4月8日、横浜市生まれ。祖父の影響で1歳から釣りザオを握り、中学入学とともに複数の釣り具メーカーのテスターとなる。俳優業では劇団ひまわりに所属。つい最近、公開された映画「スキャナー」では主人公(野村萬斎)の子ども時代を演じた。将来は俳優ではなく「プロの釣り師になりたい」と公言する。
▼宿 久慈川「菊池商店」【電話】0295・72・3037。今回を含めて釣りポイントはこちらで。年券8000円、日釣り券1500円。久慈川漁協【電話】0295・52・0038。同漁協は「今後、中学生への体験会などを多く仕掛けていきたい」と意欲満々。