静岡・興津川で9月18日、「2016日刊スポーツ・フィッシング・サーキット」アユ釣り大会が実施される。雨の少なかった梅雨の影響で減水気味ではあるが、アユの状態は悪くない。むしろ20センチ超の大型がヒットしている。チャンスだ。
「えっ、今年、梅雨がありました、っけ?」という雨不足の影響で、関東近郊の主要アユ河川では超渇水で頭を悩ませている。その中で興津川(静岡市清水区)は比較的ダメージは少ない方だ。
興津川では、流れの中の岩に付着するアカ(アユの食べるけい藻類)の状態をなんとかキープできている。中流域「あこがれ亭」によると「6月中旬に大量の腐れアカが雨で流れて以降、濁りが入らなくなった」と振り返り「川の岩はハミ跡(アユがアカを食べた痕跡)だらけとなっている。川の水がきれいなので回復力が早いのかもしれない」と解説する。
興津川を熟知するベテラン横山愛治さんらに「あこがれ亭」付近でサオを出してもらった。アユの追いもよく、21センチの大型も釣れた。横山さんは「中流域は混むという固定概念があって、最近は上流に行く釣り人が多い。でも、今年は中流域は平日なら独占状態。川の状態もよくて、今が大チャンスですね」と話す。
地元漁協の日報でも7月に入ってから20センチ超が毎日記録されている。9月18日の日刊スポーツの大会も期待できそう。できるならば、残った腐れアカが大雨で流れてくれて、やや増水すれば文句なし。大きなアユを釣りたいのであれば、魚影の濃い「あこがれ亭」付近の中流域で勝負してみませんか。【寺沢卓】
▼問い合わせ 興津川「あこがれ亭」【電話】054・393・3814。オトリアユだけではなく、昼食や宿泊も可。アユ釣り大会前日の宿泊も受け付けまーす。興津川非出資漁協【電話】054・393・3894。

