茨城・久慈川 魚道視察調査同行、天然アユ釣った~

やったぁー、釣れた! しかも天然のアユだぁ~、ちっちゃーい、きゃー

<LoVendoЯ岡田万里奈 オカマリの雨のち晴れいっつも釣り!!>

 「オカマリ」ことガールズバンド「LoVendoЯ(ラベンダー)」のボーカル、岡田万里奈(23)が、憧れのアユの友釣りに挑戦した。茨城県の清流、久慈川で7日、日本釣振興会の魚道の視察調査が実施され、ちゃっかり同行。今年は15年ぶりに天然アユの大量そ上があったという。「へぇ~」と感心していたオカマリ、なんと元気な天然アユをキャッチしちゃいました。

 魚道? ぎょどう?

 アユは川で生まれて、海を目指すのは知っていました。それで生まれた川に戻ってくるというのも、なんとなく分かってたけど、川をのぼるアユ専用の道があったなんて驚きです。

 大雨や台風になると、川が増水することもありますよね。そんなときに流れの強弱などを調整する堰堤(えんてい)。その横にある溝みたいなのが魚道なの。

 今回は日釣振の環境委員会の久慈川視察なんですね。つり人社会長の鈴木康友委員長、委員の相吉孝顕さんという、オカマリにとっては“釣り界のおじいちゃん”に誘われて、ついてきちゃいました。

 この魚道を研究している安田陽一教授(日大理工学部土木学科)にいろいろ教わりました。「あのね、ぴょんぴょんアユが跳びはねて越えてるように見えるけど、段差で10センチあるとできないんですよ」と安田教授。えー、それは大変じゃないですか!

 今年はどのくらいの匹数なのかは計測できないけど、天然アユのそ上が多いんです、って。常陸大宮市の辰ノ口堰堤は、もうアユのちっちゃいのがいっぱい。久慈川漁協の高杉則行組合長は「安田教授のアドバイスもあって、魚道の角をちょっと削れるといいみたいです。国とどう交渉するか頭をひねりましょう」と話していました。久慈川は昨年、環境大臣賞に輝いた実績がありますからねぇ~。

 この視察調査の後、もっと上流の大子町に移動して、相吉さんにサオをプレゼントしてもらい、地元のアユ師にもコーチしてもらって、4時間粘って釣れました。昨年の狩野川でのアユ初体験も楽しかったけど、今回はすごいうれしかったです。なんと釣れたのは天然アユだったの。5センチぐらいかな。もう大感激。こんな上流まであがってくるんだ。7月上旬にもう1回久慈川で挑みます。大きくなった天然、釣るぞー!

 ▼宿 久慈川「菊池商店」【電話】0295・72・3037。年券8000円、日釣り券1500円。久慈川漁協【電話】0295・52・0038。