横須賀市新安浦 午後出船の船釣りでアジ21匹

大きなアジにネイルがアクセントになっていて、これインスタ映えしそうね

 お久しぶりです。フィッシングナビゲーター永浜いりあが、日刊スポーツ紙上で海釣りに戻ってきました。いりあ本人の発案で「午後便、ってもっと使えばいいのに」ということで新テーマ「午後のいりあ」がスタートします。特に冬季においては午後から出船する船釣り、って都合のいいことばかり。まずは横須賀市の新安浦「長谷川丸」の午後アジ。重~い130号ビシを使う。実はいりあ、ヘビータックル(HT)のアジ釣り大好きなんです。

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 こんにちは~、いりあで~す。日刊スポーツでは3年ほどブラックバスでお世話になりましたけど、また船で頑張ります。久しぶりですが、よろしくお願いしま~す。

 さて、今回は「午後」に注目して釣りをします。釣り、って朝早いですよね。車を持ってないと、出船時間に間に合わないじゃないですか。困ったことはないですか? それに釣り人はみんな朝早く起きることが得意なんでしょうか?

 なかなか起きられない釣り人も、かなりいると思うんです。いりあの知り合いで、朝起きるのが苦手だから、出船時間まで寝ないで起きてるという釣り人がいました。釣ってる最中にサオを握ったまま眠ってましたけどね(笑い)。

 そこで、午後便のある船宿に行って、そうじゃなきゃ、何時でも釣りができる湖のボートなどでいろいろお伝えしていこうと思っています。まず、最初は新安浦「長谷川丸」の午後便のアジです。

 横須賀市のアジを狙う船宿って、ビシが重いんですよね。130号とか150号とか。最近じゃ30~40号のビシを使うライトタックル(LT)が大流行ですけど、HTも風情があっていいですよん♪

 午後便だと、この時期何がいいって、暖かいんですよね。早朝だと、霜がおりて足元も危ないもんね。午後便なら晴れていれば、防寒で簡易カイロはなくてもいいかな。ただ、気をつけないといけないのは、日が陰ってくると一気に寒くなるから、防寒できる準備だけはしといてね。この日も乗った直後はポカポカの小春日和だったのに、夕方3時ぐらいから急に風が冷たくなったのよ。

 さて、肝心の釣りですけど、いりあは21匹でした。途中反応があるのにまったく掛からない時間帯があって、これはいりあの仮説ですが、多分、アジの群れのスピードが横須賀は速いんじゃないかな。だから、ビシが重いとか(信じるも、信じないも、あなた次第です)。

 長谷川丸では、16日午前便で51匹も記録されてるの。だから、まだまだ数は出そうね。関東近郊なら遠くても電車で行けるから、長谷川丸の午後アジを試してみてね。最寄り駅は京急堀ノ内駅、お迎えの車もあるから、お宿に電話してみてね。【永浜いりあ】

 ▼船 新安浦「長谷川丸」【電話】046・826・2871。アジ乗合午後便は、1時出船で赤タン&氷付き6000円。料金は午前便も同じ。女性と小中学生は4000円。午前便(7時20分出船)から連続であれば、追加便は3000円。レンタルは電動リールセット1000円、手動リールセット500円。カッパ、長靴などは無料レンタル。