千葉・三島湖 ヘラ釣りで9キロ超の断捨離成功

持ち込む道具を断捨離して、振り返るとボートの上もすっきりした

 あなたは何キロ持ち込んでますか? “道場”門下生の「ハットリ」こと服部紫野さんが、持ち物の断捨離を決行した。これは大関実コーチからの「ボートまで移動するのになんで真っすぐ歩けないんだ」との一喝がきっかけで、釣行で使う道具をチェックした。な、なんと9キロ以上の余分が発覚した! この1カ月で通った千葉・三島湖の釣況と合わせて、イラストリポートでどうぞ。

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 こんにちは、ハットリです。3月29日、三島湖「ともえ」での釣行前、思いもよらぬ展開になりました。

 大関コーチが真顔で「この前、ボートに移動するまでフラフラ歩いていたな。何入れてるんだ?」とのことで、抜き打ちの荷物チェックが始まった。

 サオケースとメイン&エサバッグ、フラシで25・7キロ。けっこう重いなぁ。

 そこで、中身をチェック。エサバッグから着手。常連石井弘二さんオススメの小分け作戦を発動! いろんなエサを持っていくけど、結局使わないのよ。

 いらないもの、かなりあった。万力2つ(以前に忘れて冷や汗をかいたので予備も)、クッション2つ(長いサオを振りやすくしたかったから、釣り座を高くしようと2個…結局1個で大丈夫)、エサボウル6個(常にセット。持っていかないという選択肢を思いつかなかった)などなど。

 はあ、余分なものの山ができた。9・3キロも減った。マジかぁ~。

 ◆断捨離当日・3月29日   

 三ツ沢岩盤ロープに入りました。対岸で後方の三ツ沢段々畑からはヘラのハタく「バシャッ」て。空気は冷たいけど、気持ちがあがってくる。いる、いる。

 太陽が昇ってくると、どうやら警戒心が強くなって沈んだみたい。最初は25尺のサオでアタリをもらえていたけど、時間が経過するごとに静かに。27尺に切り替えてアタリを拾うことができた。

 断捨離して軽くなった荷物で対応できた。やれるじゃん。荷物も少なくて、気分だけじゃなくて、ボートの上もスッキリしました。

 ◆4月9日・トリ小屋ロープ 

 80匹台が出たポイント。満足いく釣りに飢えているので、正解がほしい。

 ★この日のタックル サオ16尺・タナ15尺=グルテンセット→サオ13尺・タナ12尺=「一発」セット

 小型の放流ベラのイメージだけど「あれっ、地ベラ?」と構想が崩れる。

 「いざという時の食わせエサ」を気持ちよく断捨離してた。あー、グルテン難しい。バラケもグルテン用にブレンド済み。困った。

 隣の常連さんに「一発」を借りて、サオも13尺に。調整用の「バラケマッハ」でボソボソエサを目指す。なんか物足りない。

 ◆4月18日・ブタ小屋ロープ 

 釣行前日に束釣り。もうすがる思い。断捨離したエサバッグも復活した。

 ★この日のタックル サオ22尺・タナ15尺=グルテンセット→サオ13尺・タナ5尺=力玉セット→サオ22尺に戻す。

 21~24尺ラインで放流ベラ、短ザオで地ベラが釣れている情報入手(キラン)。頼みの22尺-あれ? ウキ、反応なし。浮いたヘラがパクパクと食べてる。えー、浅ダナかよぉ~、とサオを13尺にチェンジした。

 ここで「いざというときの力玉セット」登場。ポツリポツリと釣れる。昼すぎの新ベラ回遊情報を耳にして、午後2時から22尺に戻す。最後1時間、最も釣れた。

 う~ん、釣りの絞り込み、難しい。でも、減量生活はいろいろ考えて、今後も取り組んでいかなきゃ。

(ヘラブナ道場2期生・服部紫野)

◆使ったエサ         

 ▼バラケ 「バラケマッハ」400cc、「段差バラケ」400cc、「天々」200cc×3袋

  ※断捨離直後のため、合計持ち込み量

 ▼食わせ 「グルテンα21」50cc、「グルテン四季」100cc、水175cc

◆断捨離直後の使用タックル   

 ▼サオ 「がまへら幻煌天」25尺→27尺

 ▼ウキ 美春8番

 ▼道糸 パワードへら道糸奏1号

 ▼ハリス パワードへらハリス奏0・5号(上20センチ下60センチ)

 ▼ハリ 上バラサ8号・下バラサ6号