パラ除外取り消し求め提訴 決定は22日発表見通し

 ロシア・パラリンピック委員会(RPC)は15日、国ぐるみのドーピング問題でロシア選手団をブラジル・リオデジャネイロ大会から全面除外するとの国際パラリンピック委員会(IPC)の処分決定の取り消しを求め、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴した。

 RPCによると、聴聞会は21日にリオデジャネイロで開かれ、決定は22日中に発表される見通し。

 ロシアのパラリンピック選手を巡っては、7月に世界反ドーピング機関(WADA)調査チームが、2012~15年に陽性反応を示したロシア選手の35検体が不正操作の対象になったと報告した。これを基にIPCはRPCを資格停止とし、9月7~18日に行われるリオ大会へのロシア選手団参加を除外した。

 これに対し、ロシアでは「常軌を逸している」(ムトコ・スポーツ相)などと強い反発が広がり、ロシアをおとしめるための欧米による政治的な嫌がらせとの陰謀論も噴出している。