原口が先制弾「後ろに入るように心がけていた」

前半、先制ゴールを決めガッツポーズで喜ぶ原口。左は駆け寄る酒井高(撮影・狩俣裕三)

<W杯アジア最終予選:日本2-0タイ>◇B組◇6日◇タイ・バンコク

 FW原口元気(25=ヘルタ)が貴重な先制点をたたき出した。前半18分、DF酒井宏の右クロスが上がった時、中央のFW本田の背後にポジションを取り、フリーになったところで頭で合わせた。「(自分とは)逆サイドからのクロスが上がる時は、センターFWの後ろに入るよう心がけていた。いいボールきて良かった」とうなずいた。

 先発起用に応え、サイドからのドリブル突破で好機を演出。持ち味を発揮した。アウェーでの貴重な勝ち点3へと導き「ホッとしている。ホームで(UAEに)負けてしまったので。勝ち点3だけを求めていたので(勝てて)ホッとしている」と、安心した様子だった。