大迫ノーゴールも体張った「最低限のことできた」

前半、シュートを放つ大迫(撮影・山崎安昭)

<W杯アジア最終予選:日本2-0オーストラリア>◇B組◇31日◇埼玉

 FW大迫勇也(27=ケルン)は的確なポストプレーで攻撃の起点となり、一方で果敢にゴールにも迫った。

 前半23分のミドルシュートを放ち、前半終了間際には右足ボレーでゴールを狙った。ゴールネットを揺らすことはなかったが、迫力あるプレーはオーストラリアの脅威となった。

 「得点は取れなかったけど最低限のことはできた」と満足そうに笑った。アジア予選の得点は、6月13日のイラク戦の1ゴールだけ。「(予選は)途中からの参加でしかなかった。またW杯につながるようにがんばっていきたい」と先を見据えた。