オーストラリアはW杯予選では過去の大会も含め一度も白星がなかった相性の悪い相手だったが、互いに勝てば出場が決まる大一番で初勝利を挙げた。

 途中出場したケーヒルも封じ、苦手意識を最高の形で払拭(ふっしょく)した。

 守備を統率したDF吉田麻也(29=サウサンプトン)は「オーストラリアに予選で勝っていないというモチベーションがあった」と並々ならぬ闘志を口にした。